乳房再建をしない選択

闘病の記録

久しぶりの投稿となってしまいました。子供の幼稚園の役員をしているので

行事の準備をしたり、仲の良い友人に近況報告をして応援してもらったりと

なにかと忙しく過ごしていました。

安心してください!

元気ですよ!

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遺伝子検査の結果がでた

先日遺伝子検査を受けたことについてお話しましたが、その結果が出ました。

家族歴からみても可能性は低いと言われていた通り、陰性でした。

よって「遺伝性のがんではない」という事がハッキリしました。

とりあえず一安心しましたが、私が30代で乳がんになったのは事実ですので、

子供たちがこれから大人になった時に気を付けていく必要はあるのかなと思います。

乳房再建をしないことに決めた

前回の記事で乳房再建について悩んでいることを書きました。

あれから入院前の検査などで病院に行く機会があったので、形成外科の先生や

乳腺専門の看護師さんとお話をさせてもらいました。

まず私がどういったことで再建手術をやめようかと考えているかをお伝えしました。

  • 人工物を身体に入れるのが怖い(感染のリスクや悪性リンパ種の不安)
  • 術後の痛みが少ない方が良い(体に負担をかけたくない)
  • 通院回数を減らしたい
  • 左右対称に作れないならエピテーゼ(人工乳房)でも良いと思っている

といったことが主な理由です。

初めは再建を考えてそれが出来る病院にわざわざ転院してきたのに、やっぱり

やめるなんて言いにくいなぁと思う気持ちもあったのですが、先生や看護師さんは

「ゆっくり悩んでいいんですよ」と優しい言葉をかけてくださいました。

やはり子供が小さいこともあり、退院してからも手がかかります。再建となると

身体の回復も遅くなり、通院が頻繁になるのも悩みの種です。

看護師さんのお話のなかで心に残ったのが、「子育て世代で乳がんになり、その時は

再建をしなかったものの、何十年経って孫が生まれて遊んでいる時に、孫にパッドを

取られたらむなしくなって再建をしに来た!なんて方もいらっしゃいますよ。

再建は自分の時間にゆとりが出来てからでもできます。大切なのは「今の自分」に

とって必要かどうかなので、たくさん悩んでいいと思います。」

といったお話でした。

もし自分が再建手術をしなかったことで、あぁやっぱりやれば良かったと思うかも

しれないし、この先しなくてもいいや~と思うかもしれない。それは私にもわからない

のですが、自分の気持ちに耳を傾けてみると「今は必要ない(したくない)」のかなと

思い、再建手術は受けないことに決めました。エピテーゼは保険が効かないので作ると

なると費用もかかりますが、主人は「どちらを選んでも良いよ」と言ってくれているので

本当に感謝しています。家族や周りになるべく迷惑をかけたくないのですが、病気と闘う

というのは本当にお金も時間も労力も要ります。経済的な面でもメンタルの面でも誰かの

支えがあるのは本当にありがたいことだと感じます。

入院まであと3週間になりました。来週は担当医と麻酔科医の診察や、入院についての

説明があります。子育て中の私が入院までに準備していることや入院グッズについて

なども、また記録してみたいと思います。

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