術前と術後でサブタイプが変わる?

闘病の記録

ドレーンを抜いたあとの穴もだんだんと塞がり、傷はだいぶきれいになってきました。

切除後の1本線の傷にはマイクロポアという茶色のテープを直接貼り付けています。

毎日交換する必要はなく、入浴も貼ったままでOK。端がめくれてきたら交換します。

以前に開腹手術をしたときにも使用しましたが、半年から1年程貼り続けることで

傷がキレイに治ります✨診察の帰りに病院の売店で購入してきました。

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術前と術後で異なるサブタイプ

前回の治療の記録では今後の治療方針を決めるために、オンコタイプDXについての

説明があったことを書きました。

しかし、先日傷の処置で受診した際に、担当医から次のようなお話がありました。

ホルモン受容体陽性に違いはないのだが、HER2陽性と陰性のグレーゾーンである。

HER2が陽性だった場合、分子標的薬と抗がん剤を追加した方が予後が良いため、

詳しく検査をしてハッキリさせる必要がある。という内容で、「当初の方針とは少し

違ってきており、抗がん剤を使う方向に大分傾きつつあります。」とも言われました。

以前の記事にも乳がんには色々なタイプがあることと、自身のサブタイプについて

書きましたが、術前のマンモトーム生検による病理検査ではホルモン受容体陽性乳がん

で増殖力も低いことがわかっていたため、治療はホルモン療法のみだと思っていました。

しかし、マンモトーム生検で採取した検体は「非浸潤癌」の部分のみだったようで、

今回手術で切除してみると「浸潤癌」の部分が10mmあったことがわかり、その部分を

調べてみるとHER2陽性の可能性が出てきました。もしHER2が陽性であれば抗がん剤が

標準治療となってしまうので、オンコタイプDX検査をする意義もなくなってしまいます。

やはりマンモトーム生検では確実に検体を取れるとは限らず、このように術前と術後で

検査結果に違いが出ることはあるようです。

治療の準備と心の準備

抗がん剤治療は負担が大きいので周りの協力が必要になること、脱毛や吐き気などの

副作用が出るので、ウィッグなどの準備が必要になることなどの説明をされました。

また、数週間おきの頻繁な通院になりますし、家族や自分のスケジュールをみて調整を

しておかなくてはなりません。今年は幼稚園の役員もやっているので、周りに迷惑を

かけないように出来るかどうかの不安もあります・・・来年控えている娘の卒園式や

小学校の入学式も、ウィッグをかぶって出ることになるかもしれません。

胸が無くなっても服を着てしまえばわかりませんし、私の場合そんなに喪失感もなく

過ごせていたのですが、脱毛となると日々のケアが大変になるな~と少し憂鬱な気持ちが

あります。見た目の問題は何とかするにせよ、吐き気や口内炎、下痢などの身体の不調が

今からとても心配です💦なるべく家族に迷惑はかけたくありませんが、こればかりは

仕方がありません。

治療方針が確定するまではあと2週間ほどあるのですが、やると決まれば来月からは

抗がん剤治療が始まります。どんな準備が必要になるのか毎日ネットサーフィンばかり

しています。ウィッグやケア帽子を購入したり、スケジュールを立てたりなどの準備に

合わせて心の準備もしていかなければいけませんね。

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