小豆の収穫と自家製あんこ

スイーツ

みなさんは小豆がどんな植物なのかご存じですか?

我が家は毎年畑でいろいろな野菜を育てているのですが、春には私の病気が発覚し、

あまり畑仕事の戦力にならない事が予想されたのにもかかわらず、なんと主人が

「今年は小豆も作ってみよう♪」と言うのです💦

えー!小豆なんて手間と労力を考えたら

あんこ買った方が安いよ~💦

というやり取りがあった訳ですが、とうとう収穫時期がやってきてしまいました(笑)

野菜づくりは、いつも土づくりや種まきは主人の役目で、収穫や調理は私が担当しています。

主人は収穫後のことまで考えていなかったのかもしれませんが、小豆といえば莢から出して

ゴミとふるい分けたり、虫がついたものと選別したりと手間がかかるんですよね・・・・

主人は小豆が育って莢が茶色くなったのにもかかわらず、「カラカラになるまで

放っておけばいいよ」と、のんびりな様子でしたので、小豆の収穫方法について

調べてみたのです。どうやら小豆は同じ株でも一斉に成熟するわけではなく

  • 茶色くなった莢から順に収穫する方法
  • 株ごと収穫して未熟粒を乾燥させる方法

この2通りが主な収穫方法のようでした。

でも消毒もしていないし、ほったらかしで虫に喰われるだけだな・・・と思った私は、

「茶色くなったのはもう収穫しても大丈夫みたいだよ」と言うと、主人も自分で

収穫方法について検索をし始め、さっそく子供たちと収穫を始めました(笑)

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小豆の収穫と選別

小豆はこのような莢なんですね。枝豆などとは見た目もかなり違います。インゲンみたいです。

茶色くなった莢を集めて、中身を出していきます。子供たちはこの作業が楽しかったようです♪

ボウルに入れて持ち帰ってきたものを見てみると、なんだか白い付着物が・・・

これはカビだな・・・とすぐに分かりました。どうやら収穫時期が遅れたり、雨などで莢が

湿気ってしまうとカビ豆になってしまう様なんですね。最近は朝晩の寒暖差もあるので、雨が

降らずとも朝露などで湿ってしまったのかもしれません。もっと暑くてカラッとした時期に収穫

してしまえばもう少し状態が良かったのかな。そして動くものを発見🐛やっぱり虫もいる・・・

私も抗がん剤の副作用で体調が良いわけではなかったのですが、目の前に置かれた物を見たら

何もしない訳にいかず、箸でひとつひとつ選別を始めました。

いやなんの修行だよ・・・

「もう来年は作るのやめない?💢」とブツブツ言いながら休み休み選別作業を

続けましたが、やっぱり半分は食べられそうにない豆でしたね・・・

それでも150gほどにはなりました♪

非常に面倒な作業でしたので、今度は主人にやらせてみようと思います(-_-)笑

圧力鍋で自家製あんこを炊いてみた

選別に自信がなく、保存したり先延ばしにすると虫が出てきそうな気がしたので、

早く調理したい気持ちになり、その日の晩に圧力鍋で炊いてしまうことにしました。

やはり水につけると浮くものがあります。中で虫が喰って空洞になっているものが

多いようなので捨てました。

あく抜きのために茹でこぼしを3回行い、圧力鍋に入れます。

500ccほどの水を加えて、圧力がかかったら20分加熱

あとはピンが下がるまで放置しました。(普通の鍋なら30分~1時間)

冷めたので確認してみると形は残っていますが、そこそこ柔らかい♪

ぜんざいにするにはちょうど良い固さです。あんこにするにはもう少し加熱して

水分をとばしていきます。

お豆料理の基本ですが、豆は柔らかくなってから砂糖を加えないと、後でいくら煮込んでも

芯が残った固い煮豆になってしまいますから、固さを確認してから砂糖を加えました。

(花豆を煮た時に失敗した経験があります・・・・💦)

今回は8割のお砂糖(150gの豆に対して120g)とひとつまみのお塩を入れました。

選別していた時はあまり期待していなかったけど、美味しい自家製のあんこが出来た♡

この上品な甘さはやっぱり和みますね(*´ω`)もうすぐ敬老の日なので、最中が大好きな

主人のお祖母ちゃんに食べさせてあげたい♪(ただ小豆の質に自信がないけど💦)

ツヤツヤ~✨

スーパーなどで、あんこや小豆の値段が高いのは、やっぱり手間暇かかるからですね!

栽培してみないと莢の成り方や収穫方法など、知れなかったこともあります。

お金を出せばなんでも簡単に手に入る時代ですが、面倒でもやってみると色々な事に

気づけたり♪農家の皆さんの大変さもわかりますね✨

先日お月見もしなかったので、お団子でも作って自家製あんこを堪能したいと思います🎑

こんな風に自給自足ごっこも楽しむ我が家なので、なんだかんだ来年も作りそうな気が

しています(笑)(選別はやってもらいますがね!)

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